エルドラン25周年フェスティバル 開催の背景と見えてきたもの

エルドラン25周年フェスティバル、おかげさまで盛況なまま無事終了しました。
イベントレポはイベントサイトの方でアップしておりますので
そちらをご覧ください。
http://25th.eldran.com/report.html

それ以外の点で色々書き綴ってみたいと思います。

エルドラン25周年で何かやろう、ということ、少なくともエルドラン同窓会(2014/6/28)の頃は
全く考えておりませんでした。
むしろ、何でやろうと思うようになったのか。

2014年11月。
京都大学でガンバルガー展という、京都大学の学園祭の出し物にあるガンバルガーのブルーレイ化記念展。
ここでの展示を見て、愛がこもっていたのと同時に
自分がやりたかったことをされていた、というのが大きい。
オープン展示、おもちゃあって、子供が遊んでいたのも強く印象残りました。

遡りますが、2004年から年1回で10年間、エルドラン交流会in名古屋という企画をやってきました。
ここでも展示物並べたりとか色々やりましたが、イベントといってもオフ会の延長みたいな感じで
どちらかというとクローズドな企画でした。

閉鎖的空間でも盛り上がるのですが、その場っていうとどうしても固まりができてしまって
それ以上はなかなか広がりにくいという点もあります。
ちょこっとだけ興味あるって人にはハードルが高かったりするのも感じてはいましたね…

ガンバルガー展を機に、25周年に何かやろうかという思いが芽生えはじめました。

それから、昨年はアイマスにハマったのも影響を与えた一つ。
西武ドームで10周年ライブを見に行ったときのプロデューサーさん達の愛の深さと半端ない行動力を知り
アニメのシンデレラガールズで見た、一歩踏み出した時の光景。

実は以前にも考えていたことがあったけど、色々考えて躊躇していた事がありました。
それが関東でのイベント開催。
やるには場所や費用やら、考慮しないといけないことがたくさんあるのもありますし、
何より遠方からコントロールしないといけないので、リスクが大きいという…

ふと、カレンダーを見たら25周年記念日が2016年4月3日で日曜日。
やるならここしかない、ということで一歩踏み出して、やる決意をしました。

川崎でやるのも、考慮した点と過去の経験がありました。
公共交通機関で、あまり駅から遠くなくて、遠方組(新幹線、飛行機)も来やすい所。
そして、10年前のエルドランシリーズオンリーが川崎の産業振興会館で行われた、
というのも今回の場所の選定ポイントの大きな一つとなりました。

内容については、25年間の積み重ねたものを出したい。
エルドランシリーズ、テレビでは3作品で終わりましたが、その後も色んな出来事があり、色んなグッズ、
ゲームが出ました。
それを皆さんと共有できれば、というのがあります。
自分が再燃した1997年以降、色々と集めたりはしましたが、
放送当時のものとか、私の持っていないものも多数あるので、それも見られたら嬉しいな
というのはありました。
年表作成も、その途中で生まれたものです。
http://pastport.jp/user/kss_eldran/timeline/eldran

あとは、他のファンの方たちと過去に話をして、入れれそうな内容は入れました。
特製ケーキもそうですね。
やるとしたら、このタイミングがベストと思って組み込みました。
NEOの実機プレイ、過去の良作品、ゲーム画面見ながらあれこれ話をするのも
楽しいだろうな、というのがあり入れてみました。
そういった、話をしたことによって生まれたものもあったりしますね。

イベント自体はあっという間に終わってしまった感があります。
そして1日通して、見えてきたこともあります。
25年です。その年月の重さというのを改めて感じました。
エルドランシリーズをリアルタイムで見ていた人は35歳~40歳近辺になりました。
結婚されて、お子さんと一緒に来場された方や、お家で面倒をみてもらうよう
頼まれた方もいらっしゃいました。
現在、お子さんを授かって来られない、という方も何人かお聞きしております。
また、仕事とかでも重い役割を任される事が多くなったり、多忙になってくる年代でもあります。
少しだけ顔を出して帰られた方もいらっしゃいますが、それでも私としてはとても嬉しく思いました。
数年ぶりの再会とか、いいですよね。
クローズなイベントにしてしまうと、そういった方が来れなくなってしまう、ということを考えると
今回のオープンなイベントにしてよかったなと思います。

正直、今回みたいなイベントをもう1回やってと言われても、お断りします(笑)
ってくらい、色んな負担はかかってます。
当初の4月3日に計画していたものが、急遽トルコへ長期出張で延期したりとか
私自身も環境が変わって、昔のようにあれこれはできなくなってしまいました。
とはいえ、10年前のあの時から考えてたこと、
ささやかな夢をかなえるためということもあり、
つぎこめるのはつぎこみました。やれるだけのことはやりました。
素敵な光景でした。

なので、大きな企画は今回が最後、ということでやったつもりです。
でも、イベントの最後では今後の話もしちゃいました(笑)
今後、どういう形で動くのか、私自身もこれから模索しながらになりますが、
できることでやっていこうとは思います。

今回、エルドランシリーズのリアルタイム放送では生まれてなかった、また生まれて間もないという方も
お見えになりました。
バンダイチャンネルやAT-Xの放送等で、新たに興味を持ってくれる方もいらっしゃって
新しい可能性、というのも秘めていると思います。
それが見えた事、大きな収穫でした。

長々となりました。
今後はなるようにしかならないところもありますが、
だけど、発信を続けることで何かしら生まれるとは思ってます。
それで、今回は奇跡が起こりました。
これからもできることはやっていきたいと思っておりますので
今後ともよろしくお願いいたします。

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エルドラン25周年フェスティバル 開催の背景と見えてきたもの” に対して2件のコメントがあります。

  1. ともち より:

    こんにちは!kssさんのレポートと裏話拝見しました。
    イベントへの想いが強く感じられて、改めてkssさんを尊敬しちゃいました。
    それだったら私ももっといろんな人に声かけちゃえば良かったなー。なんて、今だから思うこともあります(笑)

    流石にもうこんな大規模なイベントはないかもしれませんが、これからもファンの集いがあったり、ファンの声が届いて公式で何かあったりしたらいいですね。

    何度も言ってしまいますが、主催お疲れ様でした!ありがとうございました!

  2. kss より:

    ともちさん、ありがとうございます!
    やってみて今だから思う事、やっぱりあると思います。
    一つの節目ではありますが、これで全て終わりというわけではありませんからね!
    一旦フラットな状態で、また改めて考えてみたいと思います。
    こちらこそありがとうございました!

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